DBからデータを取得してJoyWatcherで表示したい
DBからデータを取得してJoyWatcherの画面で表示するには、現在2パターンの方法があります。
■ODBCドライバを使用する
JoyWatcherのドライバ選択から、ジェイティ エンジニアリング-ODBCを選択してODBCドライバを使用することで、
指定したDBのテーブル列のデータをタグとして扱うことが可能です。
ODBCドライバを使用するうえでの注意点は次のとおりです
・ODBCSelを使用してデータを取得するDB、テーブルをあらかじめ設定してある必要があります。
・読込のみ対応で、書込みを行うことはできません。
ODBCドライバを使用する設定に関しましては、JoyWatcherインストールフォルダにあるPLC_DOCS下の、「ODBCドライバ取説.pdf」を参照ください。
■JWDBLinkToolを使用する
JWDBLinkToolはJoyWatcherSuiteに標準インストールされているアプリケーションで、DBに対してタグつきのSQL文を発行し、
DBに値を書き込むことや、SQL文で取得したデータをタグに挿入することが可能です。
取得したいデータを抽出するSQL文と、データを挿入するタグを設定したファイルを実行することで、
実行したタイミングのDBデータをタグとして扱えます。
JWDBLinkToolを使用するうえでの注意点は次のとおりです。
・データの取得、書込みともにSQL文を作成する必要があります。
・データの取得、書込みは、設定ファイルを動作させたときに行いますので、
イベントサマリや工程図のボタンクリック時に設定ファイルを実行する設定が必要となります。
JWDBLinkToolを使用する設定に関しましては、Suiteユーザーズガイドの 3.20 JWDBLinkToolについて を参照ください。